⚠溺愛注意予報
「一緒に行こう」


出来るだけ今までと態度を買えないようにと、心掛けているが変に風のことを意識してしまう。

今まで、元気な子犬のイメージだったのに、2人っきりなるだけで緊張してくる。


「おう!」


2人っきりの時間を避けるように、奏の部屋の扉を開けた。


「分からない所有ったから、教えて……下さい」
「いいよ。で、風は何の用?」
「俺も分からない所有ったから聞きたい」
「ふーん。
別に良いけど、後ででも良いかな?先に、奈緒に教えたいから自分の部屋でゆっくりしてるといいよ」
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