⚠溺愛注意予報
「2年の勉強内容も気になるから、ここで聞いとくよ!!」


風ったら、なんて勉強熱心なんだろう。


「なら、教科書貸すから部屋で読んどけば?
奈緒の勉強が終わったら呼ぶし」
「俺は、ここに居る!!」
「分かったよ……」


風が言い出したら聞かない事は、奏も知っているからか引いたようだ。


奏は丁寧に私達に教えてくれた。


「奏、教えるの上手過ぎるよ!先生になれそ!」
「奈緒専属の先生にならなってもいいな」


真剣な顔でそんな事を言ってくる奏。


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