⚠溺愛注意予報
確かに、年下に教えられたら変な感じだけど。


「そうかなぁ?
俺、奈緒に勉強教えてる奏が羨ましいから、一生懸命勉強しただけなんだけどな……」


風には悪気は1ミリも無いのが分かる。


あ、もしかして私が奏に勉強を教えて貰う事が気に入らないのだろうか__


「勉強するなら、自分の学年のをするべきだと思うけど……」
「俺は奈緒の力になりたいだけだから」
「その役目は俺な訳」


なんだか、ピリピリとした空気を出し始める風と奏に焦ってしまう。
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