⚠溺愛注意予報
1♡弟は問題児……
私、一条奈緒は高校2年生になった。
長い髪を束ねてお下げにすると、度無しのメガネをかけて気配を殺し通学路を歩く。
「奈緒〜!
一緒に学校行こうよぅ〜」
小型犬みたいに私の周りをチョロチョロしているのは弟の風。
風の事は大好きだが、学校に一緒に行く訳にはいかない。
「ご、め……んなさい。
今日は1人で学校に行きたいの……」
そう言った瞬間、私に飛び付いて来た風の衝撃で身体の体制を崩した。
「風。危ないだろ」
長い髪を束ねてお下げにすると、度無しのメガネをかけて気配を殺し通学路を歩く。
「奈緒〜!
一緒に学校行こうよぅ〜」
小型犬みたいに私の周りをチョロチョロしているのは弟の風。
風の事は大好きだが、学校に一緒に行く訳にはいかない。
「ご、め……んなさい。
今日は1人で学校に行きたいの……」
そう言った瞬間、私に飛び付いて来た風の衝撃で身体の体制を崩した。
「風。危ないだろ」