⚠溺愛注意予報
「奏。その言葉信じていい?」


なんで、俺は奈緒の兄になってしまったのだろう。

でも、大丈夫。俺達は血は繋がっていない。
だから、いつか奈緒も俺の事を1人の男として見てくれるはず__


「うん。
本当の妹みたく思ってる」


せめてもの抵抗で、義理の兄で有る事をアピールした。


「奏!大好き!!」


奈緒の機嫌は良くなり笑みが零れた。


大好きだなんて言われて心臓が跳ねたが、兄として好きなんだと理解した瞬間落ち込んでしまう。



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