⚠溺愛注意予報
3人でいるのに、俺だけ空気みたいな存在。

やべえ。こんなんじゃ、奈緒と2人きりになれたとしても楽しませる自信が無い。


「奏……」


心配そうな表情で俺の顔を覗き込む、奈緒に一瞬ドキッとしてしまう。


「どうした?」
「奏は唐揚げで大丈夫?」
「俺は奈緒が作った物なら何でも大丈夫だけど、たまには気分転換に作らない日が有っても良いかなと……」


毎日は大変そう。


「ううん。大丈夫!!
私、料理好きだから!!」
「じゃあ、お願いする」
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