⚠溺愛注意予報
「い、居る……」


何故か顔を真っ赤に染める風。
ヤバい。その子を思い出しただけで、そんなになっちゃうなんて__、ヤバい!!!


「姫花さん?」


風が接点を持ったと言えば、そのくらいしか。

ああ、風ったら気になる女の子にはツンデレになっちゃうのかも知れない。そう考えたら、顔がニヤけてしまう。


「ち、違がうよ!
なんで、そうなるんだよ!!」


本当に嫌そうだから、私の早とちりだったのかも知れない。に、しても風の好きな人が気になって堪らない。
< 69 / 150 >

この作品をシェア

pagetop