好きよりも、キスをして


トンッ



緋色の背中を、思い切り押した。

そして、



「緋色、いってらっしゃい!」

「(いってきます、朱音)」



新たなスタートを、共に。

大きく、そして、力強く。

私たちは、これからも踏み出し続ける。


二人一緒に、どこまでも――




【 end 】



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