電子商業誌企画文と絵(小説を読むボタンから見てください)
鍵を忘れたスカポンタン
この絵はお買い物です。
スカポンタン
<girlずside>
自宅に帰宅した帰宅部の私は、鍵を忘れたが、ベランダが開けっ放しだと気がついた。
私はベランダの柱に、登り棒に挑むかの様に、上に上に登っていた。あともう少しで天辺まで登りきると想ったその時。「パンツ」見えねーぞと隣の幼馴染が声をかけた。瞬間、怒りを表すために両手を離してしまい、棒に宙ぶらりんになる。『死ぬ』と想い背なかからの落下を意識した私を彼は抱き止めてくれた。「バカ野郎、しんぢゃうだろ」彼はお姫様だっこされた私に「まだ告白もしてないのに」と、ボソッと呟いた。
<boyずside>
部活もせずに学校から帰宅した。したら、幼馴染の彼女がベランダに向かって柱をよじ登っていた。『あぶねーな』と茶化しながらも隣家の庭にお邪魔する。あともう少しで、ベランダに登れる彼女を見て『お祝いがわり』に茶化してみた。「パンツ見えねーぞ」したら、驚いた彼女は両手を離してしまった。『落ちる→死ぬ』と想い、とっさに落ちてくる彼女を受けとめた。軽かった。お姫様だっこの形に二人はなった。じゃなくて「落ちたら死ぬだろ」と怒る。「あんたがバカいうから」と、放心しかけてる彼女。こちとら『告白』もまだしてねーのに。とぶっきらぼうにふるまった。