星と月と恋の話
…翌日。
私は約束通り夕方に駅前に向かった。
手土産に、ホールケーキを持って。
これは何と言うか…手切れ金ならぬ、手切れケーキみたいなものだ。
今まで、色々お世話になったし…ワンピースを作ってもらったりしたし…。
その感謝と、お詫びを込めて…ケーキの一つくらい持っていかなきゃ失礼かと思って。
それにほら、クリスマスだし…。
もしかしたら結月君の家は、クリスマスだからって、ケーキを買う余裕がないかもしれないから。
せめて今年くらいは、クリスマスケーキを食べてもらいたくて。
それで、ケーキを持参して待ち合わせ場所に向かった。
いつになく、私は緊張していた。
「お、お待たせ…」
「こんにちは」
相変わらず、最後まで。
結月君は、早めに待ち合わせ場所に来て私を待っていた。
早くも私は、罪悪感に押し潰されそうになった。
私は約束通り夕方に駅前に向かった。
手土産に、ホールケーキを持って。
これは何と言うか…手切れ金ならぬ、手切れケーキみたいなものだ。
今まで、色々お世話になったし…ワンピースを作ってもらったりしたし…。
その感謝と、お詫びを込めて…ケーキの一つくらい持っていかなきゃ失礼かと思って。
それにほら、クリスマスだし…。
もしかしたら結月君の家は、クリスマスだからって、ケーキを買う余裕がないかもしれないから。
せめて今年くらいは、クリスマスケーキを食べてもらいたくて。
それで、ケーキを持参して待ち合わせ場所に向かった。
いつになく、私は緊張していた。
「お、お待たせ…」
「こんにちは」
相変わらず、最後まで。
結月君は、早めに待ち合わせ場所に来て私を待っていた。
早くも私は、罪悪感に押し潰されそうになった。