星と月と恋の話

作者あとがき

あれ？これで終わりなの？と思った方、こんにちは。

はい、これで終わりです。

桜崎にしては、えらく中途半端な終わり方してるなーって感じですが…。たまにはそういうのもアリかなと。

ぶっちゃけ、これ以上書くことが思いつかなかった。

従って、これで終わりです。

書きたいことは全部書きました。満足です。

これを書いてるこの時期は、丁度桜も散り、ツツジの花が満開の頃です。

投稿してる今は、季節はどうなってるでしょうね。

夏真っ盛りですか？

実は今これを書いてるとき、クロノスタシス4を、まだ、投稿していません。

まだ温めてるのか。

温め過ぎて、もう雛が孵ってるぞ。

完全に投稿する時期を逸してますよね。

投稿順がどうなっているのかは、未来の私に任せるとして…。

今作の解説をしていきましょうか。

あ、今回はこの後、番外編とかもないので。

本編以外興味ないやの方は、ここでさよならです。ここまでありがとうございました。次回作もどうぞ宜しくお願いします。

あとがき長いですからね。気長に読んでくださる方は、ここから数ページお付き合いください。

今回のストーリーは、だいぶ王道でしたね。

桜崎にしては珍しい感じの。王道ラブストーリー的な。

昔の桜崎を知ってる読者様は、多分心配してるでしょうね。アンドロイドと言い、この星と月と言い、あまりに似合わない作品ばっか書いてるから。

そもそも恋愛モノが得意じゃない上に、女の子主人公が大の苦手なんで。

もしかして、野いちごさんに引っ越してきたから、猫を被ってると思われてるかもしれない。

猫3匹くらいは被ってますよ、この作者。

どうした。モバスペ時代のハチャメチャ精神は何処に消えた。

ちょっと鳴りを潜めていますが、多分長続きしません。

いずれ、元の桜崎に戻るんじゃないかと思います。うん。

ちなみに裏話を一つ。

この作品のタイトルですが、現タイトルに決まったのは、最終章を書いているときです。

それまでは仮のタイトルで、『それは鏡合わせの』っていうタイトルでした。

正反対の二人が恋人になる、っていうのが今作のコンセプトだったので。

そのまま仮タイトルを正タイトルにするつもりだったんですが、今のタイトルを思いついたので変更しました。

どっちが良かったですかね。まぁ大して変わらないけど。

とにかく今作は王道を目指しました。ストーリーもそんな感じですよね。

罰ゲームで付き合うことになって、付き合っているうちに本気で好きになって…みたいな。

少女漫画的展開。

本当、考えれば考えるほど、私らしからぬ作品ですね。

やっぱり猫被ってるな？お前…。

その分、ちょっと書くの大変だった。

アンドロイドよりは難しかったです。

桜崎は王道の直球どストレートより、奇をてらった変化球の方が好きなんですよ。

エロマフィアとかね。地獄のようによく曲がる変化球ですもんね。

個人的にはクリスマスイブの「ネタばらし」のシーンが、一番の山場でした。

それ以降は、正直、消化試合だったかなと。

でも、書くのが難し過ぎて辛い、ってほどじゃありませんでした。

アンドロイドほど楽しくなかった、ってだけで。

まぁね、本当に書くの辛かったら、そもそも途中で挫折してますから。

とりあえず最後まで書けて、そして書きたいことを全部書けて良かった。



それでは、そろそろ登場人物の紹介をしていきましょうか。

『アンドロイド・ニューワールド』を読んでくださってる方は、お気づきのことだと思いますが。

今作の舞台は、瑠璃華ちゃんの通っている星屑学園です。

瑠璃華ちゃんはAクラス、今作主人公の唯華ちゃんはBクラスに所属しています。

名前も、ちょっと瑠璃華ちゃんにあやかってますね。

「華」っていう漢字が好きなんですよ。可愛いから。

折角舞台が同じなので、ちょくちょく瑠璃華ちゃんと奏君も、友情出演していましたね。

「誰やそいつら？」の方は、私の過去作品『アンドロイド・ニューワールド』を読んでみてください。

更に今作では、アンドロイド本編では語られなかった、二年生冒頭の展開も語られています。

無事に同じクラスになれたんですよね、瑠璃華ちゃんと奏君。

まぁ、アンドロイドの忖度パワーで、瑠璃華ちゃんが無理矢理、奏君と同じクラスにしてもらえるよう、色々画策してたんですが。

それは…不可抗力なので、ノーカンということで。

相変わらず破天荒な瑠璃華ちゃんは、たまに出てくる度、私の心の清涼剤になってました。ありがとう。