星と月と恋の話
靴のことで、モタモタしていたせいか。

待ち合わせ場所に着くと、そこには既に結月君が待っていた。

「結月君、おはよ」

「おはようございます」

今日も結月君は、和柄模様の服を着ていた。

それ、やっぱり好きなのかな。

って言うか、何だか厚着じゃない?暑くないのかな。

まぁ、小姑みたいに、いちいち指摘したりはしないけど。

「ごめんね、待たせちゃって」

「いえ、大丈夫ですよ」

前のデートのときも、結月君、先に来て待ってたよね。

私も、待ち合わせ時間には5分は早めに着くように心掛けてるんだけど。

結月君は、それ以上に早めに来るらしい。

真面目だよねぇ。

「それじゃ、行きましょうか」

「うん、出発進行」

無事、結月君と合流した私は。

結月君と共に、いざハイキングに向かった。
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