ガキ大将と猫(溶け合う煙 side story)
「そんな、ちんちくりんじゃ小学生に間違えらるぞ!直ぐ行くからそこのカフェなっ!わかったなっ!?」
何度も強く言われたので、仕方なく貰ったお金でアイスレモンティーをオーダーし窓側の席で待つ。
普段ならスマホをいじって時間を潰すのだが、そのスマホが壊れてしまっているのでやる事がない。
ぼーっと外を眺めて時間をやり過ごした。
20分くらい経つと、武藤先輩が走って戻ってきた。
「ほら、行くぞっ!」
「え?」
「スマホないと困るだろ。ショップ行くぞ。」
と息を切らしながら言って、また鞄を落として歩道にぶちまけたらたまらない。と、ぶつぶつ文句を言いながら私の荷物を持ってカフェを出る。
ショップに着くと勝手にお店のスタッフと話を進め、修理だと時間がかかると言うので、仕方なく新しい端末を買うことになったのだが、彼が端末の代金を支払ってしまった。
「武藤先輩、端末代は自分で払います!」
「うるせーなぁ、子どもは黙って大人の言うことを聞け。そ…それに、俺が壊したみたいに言われたら嫌だからな。」
何度もお金を払うと言っているのに全く聞いてくれない…。
「ぴーぴーうるせぇな。チビ助、腹減ったからメシ食いに行くぞ!」
と言われ、近くの居酒屋に入った。
何度も強く言われたので、仕方なく貰ったお金でアイスレモンティーをオーダーし窓側の席で待つ。
普段ならスマホをいじって時間を潰すのだが、そのスマホが壊れてしまっているのでやる事がない。
ぼーっと外を眺めて時間をやり過ごした。
20分くらい経つと、武藤先輩が走って戻ってきた。
「ほら、行くぞっ!」
「え?」
「スマホないと困るだろ。ショップ行くぞ。」
と息を切らしながら言って、また鞄を落として歩道にぶちまけたらたまらない。と、ぶつぶつ文句を言いながら私の荷物を持ってカフェを出る。
ショップに着くと勝手にお店のスタッフと話を進め、修理だと時間がかかると言うので、仕方なく新しい端末を買うことになったのだが、彼が端末の代金を支払ってしまった。
「武藤先輩、端末代は自分で払います!」
「うるせーなぁ、子どもは黙って大人の言うことを聞け。そ…それに、俺が壊したみたいに言われたら嫌だからな。」
何度もお金を払うと言っているのに全く聞いてくれない…。
「ぴーぴーうるせぇな。チビ助、腹減ったからメシ食いに行くぞ!」
と言われ、近くの居酒屋に入った。