童貞を奪った責任
お前以外の女は、すべて一緒に見えて、お前以外を認識する事は不可能に近くなって、
「誰の女に手出してんだ。」
ナンパされて、嫌がる素振りをみせる杏。
俺はもう....お前しか見えなくなってしまった。他の男に触れられている事に苛立ちを覚えた。
調べて嫌程浮かび上がる、杏の素性....欲に乱れた私生活。
俺を変えた女を俺だけのモノに出来たら、満足出来るのだと思った。
「す、、、すみませんでした!俺知らなくて、」
俺の姿を見て、怖がる素振りを見せた男に対して、許す気なんか更々無い。
「言い訳は要らねーよ。処刑だ。」
虱潰しに、杏の前から男を消していったら、お前は俺の事を見てくれるのか。
「探したぞ、杏。」
対峙した時、湧き上がる俺の欲は、お前を手に入れること以外考えていなかった。