王太子と婚約した私は『ため息』を一つ吐く~聖女としての『偽りの記憶』を植え付けられたので、婚約破棄させていただきますわ~
「ユリエ……?」
「ユリウス様、レオ様……」

 どうやら何か危機は過ぎ去ったのだと感じ取って、私は意識を手放した。



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【ちょっと一言コーナー】
読んでいただきましてありがとうございます!!
もう少しで隣国陰謀編が終わりです!


【次回予告】
魔術師によって発動した贄儀式の解除がまじないによって成功した。
そんな彼女の次の行動は……。
次回、『穢れ払いの力』。

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