恋するgirl☆~永遠の愛~
私は、凉さんってよくわかんない。
昨日の夜だって…ん~~
そして今は、終業式の真っ最中・・
「ん~~~」
うなってる私…
「な~に、唸ってんだよ、ばぁ~か。
喜べよ!明日から夏休みだぞ!?」
「大チャン、久々の登場だね…。てか、うるさいから静かにして。」
正直、今このテンションについていくには無理がある。
「あ~あ、せっかくナイスな情報があるってのによ~?」
「どうせ、あれでしょ?~~部に可愛い子がいるとかなんとかでしょ~?」
私がそう言うと、ちょっとムッとした顔で、
「ふ~ん、そういうこと言っちゃうんだぁ~。へぇ…そう…そっか。
…真子ちゃんに関係してんのに…」
真子に関係ねぇ……………えぇっ!?
「何②っ!?真子に関係するナイスな情報って何!?」
私が食いつくと、何か見返りを求めるような顔をする大チャン…
「何でも言う事聞くからっ!」
「フッ…教室に帰ったら教えてやるよ~」
こうして、いけ好かない情報屋から情報をもらう約束をした。