恋するgirl☆~永遠の愛~
「タロウさん、ロイヤルミルクティーの濃いーので♪」
「あいよ♪」
私の大好きなミルクティー♪
タロウさんのは大好きなんだ。夏だからってアイスにしちゃ駄目!ホットじゃなきゃ許さなーい!
って熱くなってしまいました…。
「あら、そこの可愛コちゃんは…」
香織先輩はきっとタロウさんを見てびっくりしてるのだろう。
「香織先輩っ!大丈夫ですよ。ここマスター、見た目こんなんですけど乙女の心を持ったいい人ですから。ほら、先輩座って②♪」
「うん。」
「ちょっとぉ、見た目はってどーゆー意味ぃ~失礼しちゃうわぁ~。」
そう言いながらも、美味しいミルクティーを入れてくれるタロウさん大好き!
ちなが、
「わぁ~、香織先輩だぁ!
私、尊敬してます!!」
ちなは香織先輩の人がら、容姿に惚れ込んでる。
「そんな、私なんか普通だよ。…瞳ちゃんや石川さん、それに山口さんの方が羨ましいよ。」
「え?私たちが?」
「うん。元気だし、ちゃんと自分の思った事を言えてなにより、幸せそうだもん。」
幸せそう…。そんな風にみえるんだ。
「山口さん、キョウちゃんの事、
大事にしてあげてね?」
笑顔で真子にそう言った香織先輩…
無理やり作ってる笑顔だよ…
「香織先輩…響先輩は、私にはもったいないくらいの人です。」
真子…もしかして答えが出たの?
「香織先輩、明日、花火大会来て下さい。そこでお話があります。」
「え…うん。分かった。」
その後、香織先輩は帰っていった。