恋するgirl☆～永遠の愛～

すると突然、私は体に温もりを感じた。



私を抱きしめているのは…
息切れしている孝幸だった。



「瞳ｯ…ﾊｧ…ﾊｧ…ここにいた…。」



私を走って追いかけてきてくれたの？



「孝幸ぃ…(泣)やだぁ…」


「瞳…ごめんな？もう決めたんだ。」



私はこの時、決心した。



「…孝幸ぃ…好き。」



私はずっと我慢していた気持ちを伝えた。



「ずっと②、好きだったの…でもね？好きっていったら…孝幸困ると思って…」



私はそう言って体を離した。



だけど、気づくとまた孝幸の胸の中…



「た…孝幸？」


「ばか…。困るわけないだろ？
嘘…まぢかよ…瞳、本当に？」



孝幸は何故か、動揺していた。



「嘘なわけないじゃんｯ！私、小学校の時から…ぅうん…ちっさい時から、孝幸が大好きだよ！妹みたいじゃなくて、恋人になりたかったんだよぉ…」



また涙が溢れてくる。



でも次の瞬間、私は泣くのを忘れた…




孝幸は私に…キスをした…



いつものおでこじゃなくて



私の唇に…



そして孝幸は言った。



「俺だって、ずっと前から妹みたいになんて見てみてない。俺も…瞳が好きだ。」