恋するgirl☆~永遠の愛~
「誰なんだろね…いい人だね。」
真子の言うとおり、いったいどんな人何だろう。
今も、私のことを見守ってくれてるのか
なぁ…
みんなでそんな話をしていた。
ふとテルさんを見ると1人、ベランダに出て煙草を吸っていた。
私もベランダへ出てみた。
「テルさん♪」
するとテルさんは驚いた表情をして、
「あっ…!瞳ちゃんッ」
すぐ向こうをみてしまったテルさん。
あれ?今…テルさん、泣いてなかった?
気のせいかな?
私はテルさんの隣りにいって夜空を見上げた。…すごく綺麗な満月だった。
「テルさん…テルさんは何か悲しい事があったんですか?」
私は何故か聞いてしまっていた。
するとテルさんは、
「何でそう思うの?」
なんともいえない表情のテルさん。
「それは…時々、テルさんがすごく悲しそうな目をするから。話を聞くくらいなら私にも出来るかなぁと思って…」
素直にそう思ってた。
テルさんの後ろにある影を…取り去ってあげたい。