恋するgirl☆~永遠の愛~
テルさんはただ、雲一つとして重ならないまるい月を見ていた。
お節介だったかな…。
私なに言ってるんだろ…
それきり黙ってしまった私に気づいたのか、テルさんは煙草を消すと私のほうを向いた。
「ありがと。
心配しないで?…瞳ちゃんは、
いつも笑っててくれたらいいよ。
…それだけで元気になる。」
そう言ってテルさんは私の頬を手の甲でそっと、撫でて微笑んだ。
「はい。笑ってますッ♪」
「うん♪」
それから2人でしばらく他愛もない会話をして中へと戻った。