恋するgirl☆~永遠の愛~
テルさんは、静かに話し始めた。
「俺は、ずっと瞳ちゃんを見守ってきたんだ。影からこっそりだけどね。
あと謎のサンタも、俺なんだ。」
「どうしてそんな事…このネックレスもあのメッセージも、テルさんだったって事ですよね?」
「そう。あのメッセージは、大切な瞳ちゃんが悲しい顔して欲しくないから…
そしてこのネックレスは、唯一俺と瞳ちゃんを繋いでいるもの…」
私とテルさんを繋いでいるもの?
テルさんは一体、私とどういう関係?
孝幸が口を開いた。
「テルにとって瞳はそんなに大切な存在なのか?俺とは違う"好き"って?」
テルさんは諦めたように、一息ついてから口を開いた。
「あぁ。
瞳は俺にとって命より大切なものだ。今まで、瞳が笑って生きてくれてるだけ俺もやってこれた…―――――――
俺は、
瞳の兄貴だ…」