恋するgirl☆~永遠の愛~



昨日、あんな衝撃的な事実を聞かされたのに心地よい朝を迎えた。


「おはよ瞳。眠れたか?」


孝幸の甘いキスで目を覚ましたからだ。


「うん…。ねぇ、もっかいキスして…」


フッ…と微笑んだ孝幸は、さっきよりも、
もっと甘く優しいキスをした。


私は、少し気持ちに余裕ができた気がした。


「私…今日テルさんのところ行ってくるね。ちゃんと話、聞いてくる。」


孝幸に甘えてばかりじゃいけない…
私、1人で行ってくるよ。だから…


「だから…今日の夜は孝幸のところに泊まってもいい?…抱きしめて欲しい。」


「うん…。どんな真実を聞いても、悲しくても、嬉しくても、俺のところにおいで?何があっても瞳には俺がいるから。」


ありがとう孝幸。


私にはちゃんと受け止めてくれる人がいる。


テルさんから真実を聞いても大丈夫。


テルさん、あなたは本当に私の…


お兄さんなの?



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