恋するgirl☆~永遠の愛~
~テルの影・・・絆~
私はチャイムを鳴らした。
「はい?…瞳…ちゃん。」
「こんにちは…いいですか?今…」
「うん。入って…」
玄関に入ると女の人の高そうな靴があった。かすかにシャワーの音が聞こえる。
「あっ…お客さんだったら、
また来ますけど…。」
「あ…もう帰られるから大丈夫だよ。」
私はちょっと気にしつつも中へ入った。
ここに来るのは2度目だなぁ…
テルさんの部屋は初めて来たときと変わらず、部屋全体が白くて余計な物がなく
アロマの香りが漂う空間。
ソファーに座っているとバスルームから誰かが出てきた。
少し濡れた巻き髪がエロイ…女の人。
その人は私なんか気づかず、キッチンにいるテルさんに抱きついた。
「テルぅ~、延長料金出すから、
もう一回~♪」
甘い声を出して明らかに誘ってる女…
ん?延長料金ってなに?
「止めて下さい。三神さんあなたは、何のためにここへ来てるんですか。それに今回のセラピーで最後。…離れて。
お帰りになって下さい。人が来てるんですから。」
テルさんは女の人を言いくるめて私の方へきた。