恋するgirl☆~永遠の愛~
私に気づいた三神さんは鼻で笑うようにこう言った。
「あら本当。高校生?…ふ~ん、こんなガキにもするのね?セック…――
「帰って…」
そう三神さんに言ったテルさんは、すごく冷たい目をしていた…
三神さんはちょっとふてくされて帰っていった。
あの人は、何のことを言ようとしたんだろう?
それをテルさんは遮った…
「ごめんね?変なとこ見せちゃって…」
「…テルさん、もう一度聞いていいですか?テルさんは本当に私のお兄ちゃんなんですか?」
私は遠まわしに聞かない。ただ本当のことを知りたいだけだから。
すると、テルさんは一枚の写真を私の前に出した。
そこに写っていたのは、
「これ…」
赤ちゃんの頃の私…と小学生くらいの男の子。