恋するgirl☆~永遠の愛~
(*照side*)
ずっと孤独な俺に
光を注いでくれていた瞳。
俺のすべてを受け止めてくれると言ってくれた瞳…
俺をお兄ちゃんと呼んでくれた瞳…
ずっと見守ってきた愛おしい存在。
今までやってきた汚い事を話しても、こんな俺をお兄ちゃんだと言ってくれるのか?
だけど、ちゃんと瞳と向き合おう。
「大道寺の両親が亡くなった後…いや、きっと養子に出たときから…俺はずっと孤独を感じて生きてきた。俺は14で1人になって、どこの親戚にも世話にならなかった。みんな俺じゃなくて大道寺の遺産が目当てだったから。」
それから俺は、そこから姿を消した。
大道寺の両親が俺のために残してくれた遺産を持って。
あてもなくネオンが光る煌びやかな繁華街を歩いてた。
14のガキが歩くような場所じゃなかった。
そんな俺に1人の男が声をかけてきた。