恋するgirl☆~永遠の愛~
学校という近い距離で、それも何も知らず懐いてくれた瞳を見ていると、俺は今までにない光を感じた。
だけどいつしか瞳を見ると、悲しい感情が溢れてきた。
俺は瞳のお兄ちゃんなんだよって…
伝えたくなる。
だけど伝えられない…俺は汚い人間なんだ。こんな兄貴なんて瞳には可哀想すぎる。
だからこの想いは心の奥底にずっとしまっておく。
でも、瞳が事故で命が危ないと聞いた時は、そんな事を忘れて…感情を露わにしてしまっていた。
そんな俺をみていた孝幸達は、気づいたんだ…俺が瞳に対して特別な感情を持っていると…
そして瞳も…
俺は以前、沖田の父さんに言われた言葉を思い出した。
『照…お前が瞳の兄貴なのは間違いないんだ。だから、もし俺たちに何かあった時は、瞳に真実を告げてずってそばにいてやってくれ。』
俺はもう心に決めていた。
瞳にすべてを話そうと。
そして瞳は俺のすべてを受け入れるといった。
ありがとう…瞳。
~*照sideおわり*~