恋するgirl☆~永遠の愛~
そう言って男達を睨んだ孝幸。
すると男達のなかの1人が、
「あっ!?兄キっ!?」
そう叫んで、周りの男達を土下座させた。
ど…どういうこと??
「お前らなぁ…、勝手に人んちに入ってきといて?その上、良いとこまで邪魔して?…いい加減にしろや。」
た…孝幸がめちゃくちゃ怖い。
「「すいやせんでしたぁぁ~~!!」」
一斉に謝り始めたヤンキーな人達…
何か随分と物腰低くになってるんですが…
「●×組に絡まれた時、あのままボコられてた方が良かったか?…あ"?」
「いえっ!!あの時は兄キが助けて下さって、ホントに助かりました!!
本当にすいやせんでしたぁぁ!!」
「…まぁいいや。
で、乗り込んできた目的は?」
「はいッ…ただ俺らのチームの新入りに金渡すから、ここにいる男女を襲え…と頼まれて…。」
「新入りって…河野内朔夜か?」
「はい兄キ、朔夜を知ってるんすか?」
「まぁ…ちょっとな。」
孝幸は少し考えると、
「…今回の事は見逃してやる。
あと、朔夜の奴に言っとけ。…二度と人の女に手出すんじゃねぇってな。」
「えっ!!アイツ、兄キの女に手出したんすか!?…シメときましょうか?」
「いや、ほっとけ。」
「はい。」
何かよくわかんないけど、話はついたみたい。
…ってか、この人達いつまでいるの?
「おい、いつまで居る気だ?
俺ら今から、大事なことすんだけど。」
「あっ…!すいやせん。
では、これで失礼します。
ごゆっくり。。」
男達はぞろぞろと立ち上がり、出ていく。
「おい、あんまりやんちゃすんじゃねぇぞ?頭の奴にもよろしくな。」
「ウィッス!!」
突然きた嵐は、一瞬で去っていった。
一体、孝幸はお知り合いがどれだけいるの??