恋するgirl☆~永遠の愛~
(*真子side*)
―――ギシッ……
私は微かに、ベットが軋む音で目が覚めた。
そっと目を開けた私の横には、初めて見た凉さんの寝顔…
いつものキリッとした顔つきじゃない、
無防備な…素の凉さん。
ふふ…こうして見ると、やっぱり整った顔、ぁ…まつげ長いなぁ。
凉さんは顎から、鎖骨にかけてのラインがすごく綺麗……っ!!
鎖骨に目を向けた時…気づいてしまった。
シーツで隠れてはいるけど、
凉さんは裸…、もちろん私も裸で…
一気に思い出してしまった。
昨日…私…凉さんとっ…!
つい、昨夜初めて体験した、あんな事やこんな事がッ…フラッシュバックしてくる。
恥ずかしい気持ちでいっぱいになって、
顔が熱くなる…思わず、顔にシーツを寄せる。
そしたら、
「ん…真子?」
凉さんが目覚めた。
寝起きのちょっとかすれた低い声…。
思わず、夜の凉さんの甘い囁きを思い出してしまう。
『真子…愛してる…』
『ん…ッ…真子…いいか?…』
『可愛いよ……ハァ…真子…っ…』
きゃあ…私何思い出してるのよ。
恥ずかしいよぉ…。
そっとシーツをめくって、凉さんを見ると、片方の肘をついて上半身を起こした状態で、優しい微笑みを私に向けられていた。