恋するgirl☆~永遠の愛~


さかのぼること、2日。


朝から、お兄ちゃんの家にいた。


だって、孝幸が仕事でロンドンなんだもん。


ちなはタケさんとデートだし、真子も凉さんと久々のデートだってさぁ~…。


もう、孝幸!うさぎチャンは寂しすぎると、死んじゃうんだぞっ…!


「瞳ぃ~お兄ちゃんがいるじゃんかぁ!
なっ?最近、遊びにきてくんないから俺、寂しかったんだぞっ!(泣)」


「ごめんなさーい。ほら、このハーブティー美味しい!私大好き!」


「本当か~!瞳が好きだから手間暇かけて作ったんだぞ~♪喜んでくれると、俺嬉しいー♪♪」


完全に熟愛されてしまった私。


会った頃の、ちょっとミステリアスなお兄ちゃんはどこに??


でも、私のことをこんなに大事にしてくれるお兄ちゃんがいて、私は幸せだよ♪


「…でも完全にシスコンだよ。…」


「ん?…何か言った?瞳?」


「ううん。何でもないよぉ~♪」


「何かあったら、すぐお兄ちゃんに言いなさい。分かった?」


「うん。」


「いやぁ~、可愛い~瞳♪」


お兄ちゃん…すぐ抱き締めるのは、やめない?


あと、頬ずりするのも…。


いくら兄妹だからと言っても、恥ずかしいよ?


それに私もう、18だしね?



「一緒にお風呂入ろっか♪」



…さすがに、

それは無理ッ!!!!



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