恋するgirl☆~永遠の愛~


(*ちなつside*)


ずっと試験勉強のために、タケさんとラブラブするのを止めてたんだ。


だって私、真子や瞳ほど勉強出来るわけじゃないんだもん、頑張んないと。


その間、タケさんはH禁止で落ち込んでたけどそれでも、勉強で煮詰まった時は気晴らししてくれて、応援してくれた。


いつも、ヘラッっとして頼りない感じのタケさんだけど、おかげで試験を乗り越えられた。


…やっぱり大好き。


試験が無事終わって、学校を出ると校門の近くで煙草をふかしながら、なんか1人ぶつぶつ言ってる私の大好きな彼。


付き合う前、文化祭の準備で遅くなって帰る私を、毎日迎えにきて、送ってくれたなぁ~。


その時の私を迎えたときの、子どもみたいな笑顔にキュンとしたなぁ~。


なんて思い出しながら、
タケさんに近づく。けど、気づかない。


「何してんの?タケさん。」


やっと気づいた。


そして私のキュンとするあの笑顔。


タケさんは、大人なんだか子どもなんだかわかんないや。


抱きついたタケさんの頭を撫でてあげる。

嬉しそうなタケさんをみて、


注目されてるけど…まっいっか。




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