恋するgirl☆~永遠の愛~


(*ちなつside*)


私は、気がつくとタケさんに抱きしめられて泣いていた。


恥ずかしくなったけど、
なぜか離れたくなかった。


タケさんの胸の中は、すごくホッとできるし、なんか素の自分でいられる気がしたから。


もう少しこのままでいたい…


少しして顔を上げると、タケさんがいつもとは違う…優しい笑顔で私をみた。


思わず、ドキドキした…


タケさんが私に、
『笑ってて欲しい』と言ってくれた。


思わず照れてしまった…


私は、タケさんに聞いた。


「タケさんは何であんな所にいたの?」


タケさんは少し困った顔をして言った。


「実は―――…」


聞くと、近くを通った時に私を見かけてラブホ街に向かってるのに気づいて追いかけてきたらしい。


「ごめんね?なんかストーカーみたいなことして…キモイよね…」


タケさんが申し訳なく言う。


「いえ!キモイなんて全然!本当に助かりました。」


むしろ、気にして追いかけてきてくれて嬉しかった…



そしてその後、タロウさんのとこで夕ご飯をごちそうしてもらって家まで送ってくれた。


嫌なことあった日なのに、私はぐっすりと眠れることができた。


~*ちなつsideおわり*~



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