「ひきこもり王子」に再婚したら「憎悪しか抱けない『お下がり令嬢』は、侍女の真似事でもやっていろ」と言われましたので、仰せのままに従うことにしました
「あのねえ。剣一本まともに振れないあなたが、あのオデール国を相手にどうしようっていうの? これは戦争ごっこじゃないのよ」
「またその話を蒸し返すのか?」
「ええ、そうよ」
「まぁまぁまぁ。二人とも、そのことは終わったことです。いいではありませんか」
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