「ひきこもり王子」に再婚したら「憎悪しか抱けない『お下がり令嬢』は、侍女の真似事でもやっていろ」と言われましたので、仰せのままに従うことにしました
「驚いたというか、意外だっただけなの。ほら、彼は「ひきこもり王子」って呼ばれているじゃない?そこから想像していた人物像と、あまりにもかけ離れていたから」
「ええ……」

 ロランは、視線をそらした。

 んんんんん?

 わたし、何かマズいことでも言ったかしら?
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