王子様の溺愛は、とことん甘い【ハロウィンSS】

「……?わかりました…?」



…やっぱり、羽柴先輩のペースはよくわからない。



でも、とりあえずこれに着替えればいいんだよね。



「……って、なにこれっ…!?」



紙袋の中を覗くと、とんでもない衣装が入っていて大声を出してしまった。



ほ、ほんとにこれ着なきゃいけないのかな…っ?



どうしよう……絶対嫌だけど…。



「…頑張ろう」



覚悟を決めて、生徒会室に一番近いトイレに入った。



詩音先輩に見せたくはないけど、早く詩音先輩に会いたかったから。

< 13 / 25 >

この作品をシェア

pagetop