素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる
「やばい。ピンク色だし、めちゃくちゃ綺麗だね。アリスはここも可愛いんだ。食べたいくらい可愛いな」

 もうびっしょりと濡れてしまっているだろうそこを息をかかるほどの距離で、まじまじと見つめられる視線に視姦されているようで、恥ずかしくて、アリスは顔を背けたくなったけれど、今はその動作も許されていない。

 いつも優しい彼の信じられない行動に今もまだ戸惑いが隠せない。どうしてしまったのだろうか。なんだか狂気も感じさせるような、そんな気もして、不安になる。なんとか理由を言えないまでも、すこしだけでも説明だけでもしたくて、口を開いた。

「っ……ね、ゴトフリー、待って。ほんとにそんなんじゃないの……っ……きゃっ……あああっ……」

 言葉の途中にかぶりつくように舐められて、いきなりの快感に頭が真っ白になる。続けて、その温かで柔らかな舌が無防備な濡れてしまった場所へと入り込んで、くちゅくちゅと音をさせて抽送が始まる。軟体動物が自分の体に入り込んでくるような、そんな異物感もあってアリスは体をふるわせた。

「やっ……ああああっ……やだ、きもちい……きもちいっ……」
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