素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる
 その行為のあまりの恥ずかしさに嗚咽し出したアリスの浮いている体の高度をすこし下げると、ゴトフリーは優しく抱きしめた。

「アリス、可愛いね。あれはお漏らしじゃないんだよ。すっごくきもち良いと出ちゃうんだ……んー、そうだな。今度はこっちにしようか」

 そう言うと、ゴトフリーはアリスの蜜口の下にあるちいさな排泄口に指を沿わせた。そうして、何かの予感にびくんと体を震わせたアリスの耳元で囁いた。

「……ほら、ここもさ、気持ちよくなれるんだよ。開発次第だけどさ、俺のちんこぶっ込んで、アリスはいっちゃうくらい気持ちよくなるんだよ……今日から開発、しちゃおっか」

「やっ……言うからっ……もう言うから、それは絶対しないでっ……」

 その未知すぎる行為への恐怖に、涙を流しながらそう言ったアリスにゴトフリーはやっと満足気に笑った。

「ん、じゃあもう一回聞くよ。今日ブレンダンと何話してたの?」

 じっと見つめているその紺色の目を見ながら、アリスは息を整えながら、ゆっくりと言った。
< 141 / 292 >

この作品をシェア

pagetop