素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる
「大丈夫、わかってるよ。もうキャサリンとは仕事以外で話さないし、絶対にアリスに誤解されたくないから線引きする……この前ね、本当に嬉しかったんだ。アリスも俺のことが好きって言ってくれているし、付き合うのが初めての君なりに努力してくれているってわかってはいたんだけど、どうしても俺の方が気持ちが大きくて、不安になることも多かった。でも、ああやって俺のことを自分のものだから近づかないでって、そう言ってくれて嬉しかった」
その言葉にはちょっと間違いがあるんだけど、それを説明する前に、アリスは堪えきれなくて彼の胸に飛び込んだ。大柄で筋肉質なゴトフリーの胸の中は、本当にどこよりも安心出来る。この人やこの人の同僚達にアリス自身もだけれど、大きな国全体が守られている。その力強さを特に感じられるのはその場所だった。
「あのね、ゴトフリーの方が気持ちが大きいなんてこと……絶対ないよ……私の方が絶対すきだよ……」
その言葉にはちょっと間違いがあるんだけど、それを説明する前に、アリスは堪えきれなくて彼の胸に飛び込んだ。大柄で筋肉質なゴトフリーの胸の中は、本当にどこよりも安心出来る。この人やこの人の同僚達にアリス自身もだけれど、大きな国全体が守られている。その力強さを特に感じられるのはその場所だった。
「あのね、ゴトフリーの方が気持ちが大きいなんてこと……絶対ないよ……私の方が絶対すきだよ……」