素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる
彼の間違いを正したくて、胸の中で見上げたアリスにゴトフリーは優しくキスをしてくれた。それは本当のことなんだけど、彼はそれをわかってくれているのだろうか。彼は最初の開始の時点で既に竜騎士だし、とっても整った容姿に誠実で優しい性格、何よりこんなめんどくさい自分をすごく大事にしてくれる。どこをとっても好きになる要素しかないのに、なんで不安になるのかが不思議でたまらない。
「ん、ありがとう。言っても仕方ないことを言ってしまって、ごめんね。でも、絶対俺の方が好きだから。それだけは絶対譲らない」
それを聞いてむっと口を尖らせたアリスに優しく言った。
「ここってお風呂もすごく広くて、可愛いらしいよ。今日は一緒に入ろう」
「……え? 一緒に?」
今日はきっとそういうことをするんだろうなとは思ってはいたけれど、まさかお風呂まで一緒に入るなんて思ってなくて、ちょっと呆然としたアリスににやっと悪い笑みを浮かべて言った。
「うん。俺が体洗ってあげるから。アリスのさらさらな髪も乾かしてあげるところまでやりたい」
「ん、ありがとう。言っても仕方ないことを言ってしまって、ごめんね。でも、絶対俺の方が好きだから。それだけは絶対譲らない」
それを聞いてむっと口を尖らせたアリスに優しく言った。
「ここってお風呂もすごく広くて、可愛いらしいよ。今日は一緒に入ろう」
「……え? 一緒に?」
今日はきっとそういうことをするんだろうなとは思ってはいたけれど、まさかお風呂まで一緒に入るなんて思ってなくて、ちょっと呆然としたアリスににやっと悪い笑みを浮かべて言った。
「うん。俺が体洗ってあげるから。アリスのさらさらな髪も乾かしてあげるところまでやりたい」