【書籍化】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【コミカライズ】
 ここは二人の職場で、こんなことをする場所じゃないことはわかっている。でもしてはいけないことをしてしまう背徳感がまたそんな気分を盛り上げた。鋭く突き刺さるような快感の中で、もっともっとして欲しくて彼の舌に今もねちねちと舐められている部分を押し付けてしまう。自然と腰が動いてしまっているアリスに気がついたのか、ゴトフリーは嬉しそうに笑った。

「現実の君はほんとにかわいいな……ねえ、アリス。お願い。挿れて良い? 俺もそろそろ戻らなきゃいけないから、すぐに終わらせるから」

 スカートの中から顔を出してねだるようなその様子にあらがえなくて、アリスは目を潤ませてゆっくり頷いた。ゴトフリーはズボンの前をくつろがせると、準備万端になっている大きなものを出した。彼女の体を抱き上げて、ゆっくりと泥濘んだ場所へとそれを差し込んだ。その刺激に思わずびくりと体が震えてしまったアリスを壁に押し付けてゆっくりと抽送をはじめた。
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