【書籍化】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【コミカライズ】
「アリスちゃん、あいつを幸せにしてあげて。そして二人の結婚式にはぜひ呼んで。何があっても駆けつけるから。困ったことがあったら俺たちに言えば良いよ。解決できなくてもうんうん言いながら、一緒に悩むから。どうしようもないことがあったとしても、誰かと笑えば忘れることも出来るよ。だから、一緒に笑おうな」
明るくて優しいエディは彼を選んだ竜にとても好かれているんだろうなってそう思いながら、アリスは笑いながら頷いた。
◇◆◇
傍若無人なさっきのエディとは違ってレオはホールの際で待っていてくれた。アリスの手を取ると、優しく手の甲にキスをくれた。そんなことをされたのは人生で初めてだから、はにかみながらお礼を言う。
「ありがとう、レオ。なんだかお姫様になったみたい」
「あれ? アリスさん、違ったっけ。あんまりかわいいから勘違いした」
そう肩をすくめながら言った彼に笑ってしまう。その外見の通り真面目な人なのかなと思っていたら、冗談を言うことがあるみたいだ。
明るくて優しいエディは彼を選んだ竜にとても好かれているんだろうなってそう思いながら、アリスは笑いながら頷いた。
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傍若無人なさっきのエディとは違ってレオはホールの際で待っていてくれた。アリスの手を取ると、優しく手の甲にキスをくれた。そんなことをされたのは人生で初めてだから、はにかみながらお礼を言う。
「ありがとう、レオ。なんだかお姫様になったみたい」
「あれ? アリスさん、違ったっけ。あんまりかわいいから勘違いした」
そう肩をすくめながら言った彼に笑ってしまう。その外見の通り真面目な人なのかなと思っていたら、冗談を言うことがあるみたいだ。