【書籍化】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【コミカライズ】
そう言って片目を瞑ったブレンダンを見てアリスはやっぱり嬉しくなってしまった。自分の恋人にここまで言ってもらえる友人が居ることを誇りに思った。人と人との関係は双方向だから、ブレンダンがここまでゴトフリーを大事にしているということは、ゴトフリーもまた同じように彼にそうしているのだ。
曲が終わり、向かい合ってお辞儀し合うと、アリスはブレンダンを見上げてお願いした。
「ブレンダンさん、ちょっと頭下げてもらって良いですか?」
ブレンダンは不思議そうな顔をしてその通りにしてくれる。そして、背伸びして頭を下げてもらっても尚届きづらい背の高い彼の額にキスをした。
「貴方にも素敵な誰かが現れますように……きっとすぐに会えると思う。私って色々不器用なかわりに結構勘が鋭いんだよ」
そう言ったら、ちょっと驚いた顔をして面白そうに笑ってくれた。
曲が終わり、向かい合ってお辞儀し合うと、アリスはブレンダンを見上げてお願いした。
「ブレンダンさん、ちょっと頭下げてもらって良いですか?」
ブレンダンは不思議そうな顔をしてその通りにしてくれる。そして、背伸びして頭を下げてもらっても尚届きづらい背の高い彼の額にキスをした。
「貴方にも素敵な誰かが現れますように……きっとすぐに会えると思う。私って色々不器用なかわりに結構勘が鋭いんだよ」
そう言ったら、ちょっと驚いた顔をして面白そうに笑ってくれた。