素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる

33 将来★

 ゴトフリーはあまりの快感を感じすぎてくったりと力の抜けてしまったアリスをうつ伏せに寝かせると、自分の下穿きをくつろがせて大きなものを取り出した。

「アリスがこういうことに慣れるまで、今までしなかったんだけど、こういう風にするのもきもち良いよ」

 話しかけながら、スカートを捲り上げてアリスの腰を上げて持つとその濡れてしまっている蜜穴をじっと眺めた。その姿勢を恥ずかしいからやめてと言いたくても、頭がぼうっと惚けて何も言えない。ぺろっと一度舐めて味を確かめると、静かに膝立ちをして大きなものを挿れこんだ。

「あっ……やっ……奥までっ……やだっ……」

 その腰を持たれて背後から挿入される体位は前からとは全く違う感覚がした。それにいつもよりあたる位置が奥になっている気もする。彼が大きくストロークするたびにぱんっぱんっと卑猥な皮膚と皮膚とがぶつかり合う音がした。

 ゴトフリーはゆっくりと外での行為を楽しむように数えきれないほどの抜き差しをした。アリスはその間も高められて何度か絶頂を感じたけれど彼は限界まで我慢しているのかなかなか出さない。

 そうして二人のぶつかり合う音しかしない美しい湖のほとりでアリスはもう体を支えていられなくて、彼に腰を持たれているだけで身体中の力をぐったりと抜いた。
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