素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる
ゴトフリーは人好きする笑顔を向けて、その質問に答える。彼は柔和な外見で年上受けが良いのを絶対自分でもわかっているとアリスは確信した。そしてそれを利用するタイプだ。
「絶対二人の結婚式には呼んでよー、約束だからね」
「もちろんお呼びします。室長には式後のお披露目パーティーで、乾杯の音頭をお願いしようかと」
「あ、ほんと? それは大役だなあ。君の上司との兼ね合いもあると思うし、僕は余った役割で良いからねー。竜騎士団長といつかは一緒に飲みたいなって思ってたから嬉しいわ」
「お気遣いありがとうございます」
「どこまで呼ぶの? 君たち職場結婚になるもんねー、あんまり招待客多すぎると会場探すの大変かな。もしあれだったら城の大広間借りたら良いんじゃないの。僕の権限で格安で貸してあげるよ。夜会と被らないように予約はかなり早めにしなきゃいけないけどね。式はどっかの教会で昼にして、お披露目パーティの夜だけ貸し切るんだったらそんなに金額行かないんじゃないかなー」
「それは助かります。また時期が近づいて来たら相談させてください」
にこにことして返す彼は、礼儀正しくお辞儀した。
「絶対二人の結婚式には呼んでよー、約束だからね」
「もちろんお呼びします。室長には式後のお披露目パーティーで、乾杯の音頭をお願いしようかと」
「あ、ほんと? それは大役だなあ。君の上司との兼ね合いもあると思うし、僕は余った役割で良いからねー。竜騎士団長といつかは一緒に飲みたいなって思ってたから嬉しいわ」
「お気遣いありがとうございます」
「どこまで呼ぶの? 君たち職場結婚になるもんねー、あんまり招待客多すぎると会場探すの大変かな。もしあれだったら城の大広間借りたら良いんじゃないの。僕の権限で格安で貸してあげるよ。夜会と被らないように予約はかなり早めにしなきゃいけないけどね。式はどっかの教会で昼にして、お披露目パーティの夜だけ貸し切るんだったらそんなに金額行かないんじゃないかなー」
「それは助かります。また時期が近づいて来たら相談させてください」
にこにことして返す彼は、礼儀正しくお辞儀した。