【書籍化】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【コミカライズ】
エディはそんなアリスの視線を辿ると、にやっと笑ってから確認するように部屋を見回すと、首を傾げてから部屋の中に声をかけた。
「おい、誰かゴトフリーが、どこ行ったか知らないか?」
その声にすぐ傍を歩いていた黒髪のナイジェルが立ち止まり、エディに意図を悟られて何も言えなくなり顔が真っ赤になっているアリスの姿を認めた。にこっと明るく笑いかけながら扉の前で立っている二人の元へと近づいて来た。
「アリスちゃーん、久しぶりだね。ゴトフリーなら午前中の鍛錬で心ここに在らずだったから、団長に怒鳴られてさっきまで一人で訓練場に居残りしてたんだよね。今は遅い昼飯を食べに行ってるんじゃないかな」
アリスはその話を聞いてしゅんと俯いた。そこまで彼を落ち込ませたのは、紛れもなく昨日の自分の発言だし、大事な仕事にまで影響させてしまうなんて本当になんてことをしてしまったんだろう。
そんな様子を見て、エディとナイジェルは顔を見合わせた。
「あいつ、昼飯何処で食ってるんだっけ」
「多分中庭だろ。いつも弁当持ってきてるし」
「おい、誰かゴトフリーが、どこ行ったか知らないか?」
その声にすぐ傍を歩いていた黒髪のナイジェルが立ち止まり、エディに意図を悟られて何も言えなくなり顔が真っ赤になっているアリスの姿を認めた。にこっと明るく笑いかけながら扉の前で立っている二人の元へと近づいて来た。
「アリスちゃーん、久しぶりだね。ゴトフリーなら午前中の鍛錬で心ここに在らずだったから、団長に怒鳴られてさっきまで一人で訓練場に居残りしてたんだよね。今は遅い昼飯を食べに行ってるんじゃないかな」
アリスはその話を聞いてしゅんと俯いた。そこまで彼を落ち込ませたのは、紛れもなく昨日の自分の発言だし、大事な仕事にまで影響させてしまうなんて本当になんてことをしてしまったんだろう。
そんな様子を見て、エディとナイジェルは顔を見合わせた。
「あいつ、昼飯何処で食ってるんだっけ」
「多分中庭だろ。いつも弁当持ってきてるし」