うさぎ
私はドキドキしながら
大和をまっていた。



…ピピピ


『どこらへん?』



『自転車置き場らへん』


自転車の音が
近くなってきた。


大和は友達と
2けつしてきた。


…なんだ。
1人ぢゃないし。



「おっ」



「おっ」


なんだか大和も
照れている様子だった。


「ほいっ」


といって大和は
後ろに隠していたものを
私に差し出してきた。


「えっ」


手にはキティちゃんの
ぬいぐるみを
たくさん抱えていた。


「お前がキティちゃん好きっていってたから」


そういえば前 
メールで話したことがあった。
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