うさぎ
そうゆって大和は
ぬいぐるみを
押し付けてさっさと
帰っていった。


お礼をゆおうと
した時すでに
大和の姿はなった。


『ありがとう』


私はメールを送った。


『おう、また欲しくなったらゆえよ』


『うん。まじめっちゃ大事にするわ。』


『当たり前たい』


家につくと私はすぐに
よく見える机の上に
並べた。


そのぬいぐるみを
見るたびに
大和の照れている顔が
思い浮かぶ。


…ありがとう。
宝物にするね。


と呟いた。
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