うさぎ
…でも私たちは
付き合っている
わけぢゃない。


いけない…
わかっていた。


けど離れれない。


離れるのが怖い。


そんなことを
考えながら
ただ私はボーと
していた。


すると大和の顔が
だんだん近づいてくる。


「ねえ。大和。大和は誰にでもちゅうするの?」


そうゆって大和から
目をそらした。


「しないよ」


「大和には彼女がいるでしょ」


大和はなにもゆわず
私にキスをした。


それが私の
ファーストキスだった。


ちゃんと付き合ってから
したかったのに…。


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