ドラマティック トレイン ~ 運命の出会いは通学中に起きる
そういうと、彼は私を置いて行ってしまった。

えっ?

ちょっと待って!

今の人、めっちゃかっこよくない?

身長も高いし、すごく優しい!!!

彼がいなくなって冷静になると、一気に顔が熱くなってきた。

さっきまで読んでいた本の事なんて、スッカリ飛んでいってしまった。

しばらくぼーっとしてしまった。

あっ!学校行かなくちゃ!!

買ってもらったココアを一気に飲むと、空き缶を捨てて急いで電車に乗った。
< 3 / 47 >

この作品をシェア

pagetop