カップル崩壊ゲーム
もう1人の自分が…、

別人格が…、

桜木、っていう女に好意を寄せている事は
もちろん知っていた。

勇気を出して、

告白して、

その挙句。

別れる事を前提?

何を馬鹿な事をやっているんだろう、と

嘲笑っていた。

けれど

僅かに僕の心にも、
もう別人格の心から発せられた
恋心の余韻は僅かにあった。

あったけれど、



鬱陶しかった____。
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