お嬢様と俺様!?〜1〜

俺らの朝

今日の朝もあいつを迎えに行くために、早めに家を出る……

とはいっても、隣なんだけどっ!笑

―――――ピーンポーン

「はい…
あら、優弥くん!」

「おはようございます、お母様。」

俺は、柚の母さんを“お母様”と呼び、ニコッと微笑んだ。

「あらやだあー、お母様だなんてっ♪」

柚の母さんは、嬉しそうにしている。

まあ、この美形でニコッっとされれば、誰であろうと喜ぶはずだ。

「柚姫ー、早くしなさあーい!優弥くんが待ってるわよー!」

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